知っていますか?
理由があって保護され、動物愛護センターやボランティアのもとで
新しい家族を待っている犬や猫のことです。
みんな理由があって保護されているけれど、幸せな暮らしを願って新しい家族を待っています。
保護犬、保護猫を家族として迎えるときは、飼う前にしっかり準備をして最期まで責任をもって飼うことが大切です。
動物愛護センターは、
譲渡会や動物愛護教室の開催など、
動物たちが幸せに暮らせるようにするためのたくさんの大切な仕事をしています。
飼主がどうしても飼えなくなってしまった犬猫の引取り、迷子犬や、けがや病気で弱ってしまった犬猫の保護をしています。
犬や猫が人と一緒に
暮らしていくために必要な
しつけ方を伝えています。
保護した犬猫の世話、
トレーニングや病気の治療を行い、
新しい家族へとつなげています。
動物を大切にする
気持ちを育むため、
さまざまな教室を開いています。
犬も猫も動物愛護センターへの収容頭数は年々減ってきています。
■令和5年度
犬 | 頭数 |
---|---|
譲 渡 | 30頭 |
返 還 | 24頭 |
殺処分 | 0頭 |
収容中死亡 | 1頭 |
合 計 | 55頭 |
猫 | 頭数 |
---|---|
譲 渡 | 709頭 |
返 還 | 4頭 |
殺処分 | 20頭 |
収容中死亡 | 132頭 |
合 計 | 865頭 |
- 犬は平成28年度に殺処分ゼロを達成し、以降もゼロを継続しています。
- 猫は収容頭数が800頭以上と多く、令和5年度の殺処分頭数は20頭でした。
これらの猫たちは、死亡率の高い感染症にかかっていたり、ひどいケガや重度の病気のために自分で食べることや排泄ができないなど最低限の生活ができない状態であることが理由で、「動物福祉の観点からの安楽死」を選択せざるを得ず、やむなく殺処分となりました。
動物愛護センターでは、
ボランティアと協力しながら
一般の方への保護犬・保護猫の
譲渡を行っています。
譲渡される猫は、
成猫の割合が増えてきています。
成猫は子猫よりも譲渡までに
時間がかかります。
動物愛護センターでは、
新しい飼主さんへの
譲渡につなげるため、
必要な治療や馴化
(人や環境に馴らすトレーニング)などに力を入れて取り組んでいます。